もっと減水 |
三連休の最後の日の朝
いつものリザーバーに
日の出と同時にカヤックを浮かべ
滑るように漕ぎ出した。
と言いたいところだけど
本当のところは、いつものリザーバーが
先週より、もっと減水していて
赤い橋の袂は小川のようになっていた。
カヤックを降ろすのがやっとで
滑るようにどころか流されながら
湖面に漕ぎ出した。
おまけに釣果はノーバイト・ノーフィッシュだった。
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湖面に出ると
いつものリザーバーの周りは
紅や茶色といった秋の色に囲まれていた。
雨が降る前だからかな
先週より暖かい。
水温を計ってみたら
先週よりも1℃下がって13℃
そんなに悪い条件じゃない。
減水したということは
水の中では魚の密度が高くなってる。
ということは必ずどこかでバイトがあるはず。
そう自分に言い聴かせて
晩秋の定番ポイント「岩盤」を目指して
パドルを漕いだ。
流れる雲の隙間から太陽が見えはじめた。
もう少し太陽が見えている時間が
長くなれば暖かくなる。
思いとは裏腹に空は薄い雲に覆われ
気温が上がらなくなった。
湖面は「シーン」と静まり返っていた。
先週と同じようにブイや筏にダブルスイッシャー
(Deka-Peran)を通しても無反応だった。
コンパクトデジカメのバッテリーの
消耗が一段と激しくなり一枚も撮れなくなった。
ノーバイトだったけど
釣るのをやめて帰ることにした。