朝が良くても |
夕マズメも狙おうと釣りの支度をしていたら
外に出てきた隣のDAIGOさんと目が合った。
そんなこんなで隣のDAIGOさんと
いつものリザーバーに行った。
「今年初のカヌーでのトップです。」
と隣のDAIGOさん。
言われてみれば、そうなんですよね。
なかなか、お誘いできなくてごめんなさい。
「今日は、デカバスハンターの隣のDAIGOさんが」
「一緒だから安心してるんですよ。」
「以前、Yoshyくんとも話したんですが」
「隣のDAIGOさんは」
「デカバスを惹きつける何かをもってますね。と」
「よそ見さえしなければ、最強なんですけどね。と」
「まいったな~」と照れながら
隣のDAIGOさんは笑った。
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「去年、使っていたノイジーは」
「もう使えないんですよね。」
と隣のDAIGOさん。
「そうですね。ボディがバックリ」
「いっちゃてましたからね。」
「デザインも関係してますが」
「バルサだから、どうしても」
「プラスチックやウッドに比べると」
「強度は低くなってしまいます。」
「その分、浮力が高いっていう」
「最大のメリットがあります。」
と説明すると
「そうですか…残念です。」
「今日はこれを使ってみます。」
と隣のDAIGOさんは
旧型のDeka-Peranを手に取った。
結局、二人ともノーバイト・ノーフィッシュだった。
「朝が良かったからって、夕マズメまで良いとは」
「かぎらないんですね。」と、ぼくが言いうと
「カヌーに乗って、トップができる」
「ってだけで、とても楽しいですよ。」
「いつもとは、違う時間が流れる」
「と言えばいいんですかね。」
「また、いつでも誘って下さい。」
と隣のDAIGOさんは
ロッドを降ろし、帽子を脱いだ。